浦和法律事務所ブログ

当事務所の所属弁護士8名によるコラム(ブログ)です。

運転免許証の更新で…

先日、自動車運転免許証の更新手続きを行った。

優良ドライバーなので30分間の講習を受けた。

私はここ数年の間、車を運転する機会がほとんどなく
運転技術にも自信がなくなってきた。
講習の際にもらった冊子には、分からない道路表示や標識が載っていた。
この機会に勉強しよう。。


先日、これまで刑法の危険運転致死傷罪では処罰の対象とされていなかった
危険運転行為についても処罰対象とする
 「 自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律 」
が成立した。
この背景には、近年生じた悪質な危険運転により尊い命が奪われた事件などがあり、
世間の注目が高いものと思われる。
一方で、道路交通法の細かい改正やその経緯はすべて知られているわけではない。

見沼田んぼは埼玉の宝

この度、埼玉県の
「見沼田圃土地利用審査会」委員
に任命されました。
私自身、埼玉県にこのような審査会が設置されていることすら知りませんでした。
ほとんどが私有地である見沼田んぼの保全・活用・創造という方針のもと、
土地利用に係る重要な案件を審査するのだそうです。


さいたま市と川口市の二市にまたがる1257haにも及ぶ大規模緑地が
首都圏に残されているのは素晴らしいことである
とかねがね思っていましたので、
多少なりともお役にたてればと快諾しました。

善意と悪意

私が調停委員として関わった、ある民事調停で
「悪意」
という言葉が問題となったことがあります。

事案は境界紛争に関するもので
申立人(弁護士が代理人として就いていました)から、申立書にて
相手方による土地の占有は悪意であるから(10年の)時効取得は成立しない
旨の主張がなされました。
これに対し、相手方(本人)から、答弁書にて
悪意だなどとんでもない言いがかりだ
という趣旨の、怒りに充ちた反論がなされました。

特定秘密保護法に反対しましょう~その危険と問題点~

本年秋の臨時国会に上程される
 「特定秘密保護」法案
ですが、
すでに報道等で問題となっているので、ご存じの方も多いかと思いますが、
この法案の危険性と問題点は、
  • いわゆる「特定秘密」の対象の無限定性
  • 「適正評価」制度なる制度の問題点
そして何よりも、上記の法律が制定された場合に
  • 同法に基づき処罰の対象となる行為、及びその範囲が、極めてあいまい、かつ不明確
であることです。