大事にしたい「こころ」
最近、夏目漱石にはまっています。きっかけは、過去の筑摩書房版の「現代国語」の高校教科書
(高校生当時の私は違う会社の教科書でしたが)
に載せられた名作ばかりを集めたちくま文庫のアンソロジーに、
漱石の「夢十夜」、「こころ」の抜粋、「私の個人主義」
などが搭載されていたことからです。
若く未熟なころには名作を読み解く「能力」も、
そこからなにごとかを読み取る「感性」もなかった私でしたが、
中年に達するに至り、ようやくというか、
漱石をはじめとするこういった名作の持つ深みや味わいが、
少しだけわかってきたような気がします。
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